Googleが、Firefoxブラウザ用のツールバーをリリースしようとしていることが、オープンソースのツールバー開発者らに送られた情報から明らかになった。
Googleのツールバーは、ユーザーがスペルチェックや翻訳といった機能を簡単に利用できるようにするもので、Internet Explorer向けのものは4年以上前からあるが、Firefoxブラウザ用は今回のものが初めてとなる。Firefoxのユーザーはこれまで、Googleツールバーの機能の多くをまねた「GoogleBar」という別の製品を利用してきた。
だが、Fritz SchneiderというGoogleのエンジニアは、米国時間1日にGoogleBarの開発者らに送った電子メールのなかで、Firefox向けのツールバーに言及している。
この電子メールによると、同ツールバーは7月7日にリリースされる可能性が高いという。そして、同社が正式なリリースを発表する前日までは報道関係者へのコメントを控えるよう開発者に求めている。
この電子メールにはさらに具体的な詳細も記されている。それによると、GoogleはMicrosoftのWindows 2000およびXP、Mac OS X 10.2.x、Linux 8.0+で動作するFirefox 向けにこのツールバーを用意するという。なお、Linuxに関しては、SuSE、Red Hat、Mandrakeなど、人気の高い最新のLinuxディストリビューションにも対応する可能性が高い。
「Firefox向けのツールバーは、最新のIE用ツールバーとほぼ同等の機能を持っているが、ポップアップ防止機能などは当然省略されている」とこの電子メールには記されているが、これはFirefoxにはすでに内蔵のポップアップ防止機能があるからだ。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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