グーグルは6月22日、日本語版の検索サービスを拡充したと発表した。大学のサイト内にある情報を簡単に探し出せる「Googleユニバーシティ検索」と、NPOや大学などのサイトにGoogleの検索サービスを無料で設定できる「Googleパブリック検索」の2つだ。
Googleユニバーシティ検索は、特定の学校のサイトの中から情報を検索できるサービスだ。グーグルでは日本国内にある主要な大学のサイトをリストアップし、ユーザーが特定の学校を探しやすいようにした。
Googleパブリック検索は、NPOや大学などの機関がそれぞれのサイトにGoogleの検索サービスを無料で設定できるようにするもの。サイト内の情報を探せる「サイト内検索」と、サイト上からそのまま通常のウェブ検索ができる「ウェブ検索」の2つが利用できる。サイト運営者がデザインをカスタマイズでき、ウェブ上で利用状況のレポートを見ることも可能だ。
これまでもグーグルはユーザーが自分のサイトにGoogleの検索ボックスを設置できる「Googleフリー検索」を提供していた。しかしこの場合、検索結果ページにはテキスト広告が表示された。Googleパブリック検索では、検索結果に広告が表示されなくなる。
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