Firefoxブラウザは、相変わらず多くのインターネットユーザーの注目を集めている。
Nielsen//NetRatingsの発表によると、3月にFirefoxのウェブサイトを訪問した人は260万人以上にものぼったという。これらの人々は同ソフトの情報を収集し、恐らくはこれをダウンロードしていったものと思われる。なお、1月の訪問者数は220万人、2月は160万人だった。
Firefoxは2004年に発表されて以来、素晴らしい成功を収めている。同ブラウザのマーケットシェアは現在約5%。これは、シェアとしては小さい数字かもしれない。だが、MicrosoftのInternet Explorer(IE)のシェアが90%を割り込んだのは、間違いなくIEに代わるブラウザとしてFirefoxが登場したためである。
Nielsen//NetRatingsの戦略分析担当ディレクターKen Cassarは声明のなかで、「Firefoxには、ウィンドウのポップアップを防ぐ簡単なツールが搭載されている。また同ブラウザはウイルス攻撃を受けにくいし、1つのブラウザウィンドウを使って複数のサイトにアクセスすることも可能だ」と述べている。
Nielsen//NetRatingsはまた、FireFoxを開発したMozilla Foundationの運営するMozilla.orgサイトにアクセスしたユニーク訪問者数が、3月に410万人を記録したと述べた。同サイトへの訪問者数は、2004年3月には110万人だった。また、2005年1月、2月の訪問者数はそれぞれ340万人、310万人だった。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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