Googleが、メールサービスGmailの本格提供に向けて動き出したようだ。Gmailユーザーが送信可能な招待状の数が、先ごろ4から50へと引き上げられたことを受けて、このような憶測が流れている。
2004年4月から提供されているGmailサービスは、現在のところテスト段階にあり、一般には公開されていない。
当初Googleは、特定の人たちだけにGmailアカウントを開放していた。しかし同社は、より多くの人にサービスを利用してもらうための取り組みを進めており、その対象として、既にアカウントを持っているユーザーの知り合いに照準を定めている。
この動きは、Googleがさらにテストを行うためにユーザーの拡大を狙っているのか、あるいは正式運用に向けた準備を行っているかのいずれかを示唆しているものと思われる。
この件に関して、Googleからコメントを得ることはできなかった。
Gmailは、すでにオンライン犯罪者たちから格好のターゲットにされている。2004年9月にはGmailユーザーに宛てて、「3〜6人の友人をGmailに招待できる権利を提供する」という内容のフィッシングメールが、オンライン犯罪者から送信される事件が発生した。
フィッシング・メールの文面には「Gmail Team」から送信されたとのただし書きがあった。この「Gmail Team」はユーザーに対して、無料招待パッケージを入手するために自身のGmailアドレスとパスワードを教えるよう求めていた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力