Googleは米国時間1日、第4四半期および通年の決算を発表した。それによると、広告売上の増加が追い風となり、第4四半期の売上は前年より101%増加し、アナリストの予測を上回ったという。
Googleは12月31日締めの第4四半期に、10億3000万ドルの売上と、2億400万ドル(1株当たり71セント)の純利益を計上した。なお、同社が前年同期に計上した売上は5億1220万ドル、純利益は2700万ドル(1株当たり10セント)だった。
Googleが発表した営業利益には、株式報酬経費の6000万ドルも含まれる。これを除けば、同社は1株当たり92セントの利益を上げていたことになる。Thomson First Callが集計したアナリストらの予測値は、利益1株当たり77セントとなっていた。
同社の通年の売上は31億9000万ドルだった。これに対し2003年の売上は14億7000万ドルだった。
Google株はこの日、3.72ドル安の191.90ドルで通常取引を終えたが、時間外取引で16ポイント上昇し、208.35ドルの値を付けた。
Googleによると、アクセス数と、インターネット検索市場の価値を認める広告主の増加が、売上の増加につながったという。
同社CEOのEric Schmidtは声明のなかで「Googleにとって特別な四半期となった」と語った。「売上高と利益が大幅に増加し、会社全体として良い業績を残すことができた。そして、最も重要なのは、われわれとユーザー、パートナー、広告主との関係がさらに強化されたことだ」(Schmidt)
2004年末時点における同社の現金および現金同等物の残高は21億3000万ドル、フルタイム従業員の数は3021名だった。
Googleがパートナー企業に支払うトラフィック獲得コスト(TAC)は3億7800万ドルだった。なお、同社の前年同期のTACは2億1600万ドルだった。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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