別井貴志(CNET Japan編集部)
2005/01/21 18:13
イー・マーキュリーは1月21日、同社が運営する招待制ソーシャル・ネットワーキングサービス(SNS)「mixi」の会員数が30万人を突破したと発表した。
mixiは2004年2月にプレオープンし、3月3日に正式オープンした。会員数は2004年7月26日に5万人を超えて、約2カ月後の9月16日には10万人を突破、同様に11月25日には20万人を突破した。およそ2カ月間で10万人ずつ増加しているペースだ。
イー・マーキュリーでは、「サービス開始当初は、2004年末に25万人を突破するだろうと見込んでいたので、ほぼ予想どおりの推移で順調なペースだ」としている。
SNSは日本で2004年に注目を集めて、多数のサービスが次々と開始された。その中でも、楽天の社員だった田中良和氏が個人的に2004年2月からアルファ版として運営を開始した招待制SNSの「GREE」は、今後の成長戦略を推し進めるために2004年12月に田中氏が楽天を退社してグリー株式会社を新設(楽天が10%出資)して話題となった。GREEの会員数は2004年11月1日に約11万人を獲得し、2005年1月21日現在では12万8775人が参加している。
また、こうした動きには遅れたものの、ライブドアも招待制SNSの「livedoor フレンドパーク」のベータ版を2005年1月17日から開始した。アバターやブログとの連携や、デパートで購入した商品を公開したり、ぽすれんのレビューを公開したりするなど、各種ライブドアのサービスと連携できることを強みとしている。まだ始まったばかりだが、1月21日現在の会員数は1850人となっている。
このように大手のインターネット企業も参入し、ビジネスとしての可能性も注目されるところだろう。先行しているイー・マーキュリーでは、「mixiは登録されたユーザーに対して広告を表示する広告収入モデル。紹介制なのである意味閉鎖的なイメージで捉える人がいるかもしれない。しかし、単純に『何千、何万人の会員数を有している』ということだけを売りにしている一般のコミュニティサイトよりも、広告の効果は非常に高いと考えている」と言う。
その理由の1つは、会員の高アクセス率にある。mixi全体のユーザー動向を見ると、48時間以内のアクセス率が約7割だという。つまり、会員の7割は必ず2日に一度mixiを利用していることになる。また、mixi内にさまざまな種類のコミュニティができているので、そうしたコミュニティごとの内容に合わせたターゲット広告を表示させることも検討している。
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