ネットレイティングスは11月4日、ネット利用行動の変化や主要サイトのアクセス動向を分析・解説する「データクロニクル・ファクトシート」の第一弾を発表した。これは、9月30日に発売された「ネットレイティングス・データクロニクル2000-2004」のデータを用いた分析事例だ。
第一弾の内容は、主要なポータルとECサイトにおける1カ月あたりの増加利用者数を、2000年4月から2004年3月の期間で算出したもの。これによるとポータルサイトの「Yahoo! JAPAN」は2000年4月の567万人が2004年3月では2387万人と、1カ月あたり約37万人ずつ増加したことになる。また「MSN」では月間で約22万人ずつの増加となった。
ECサイトでは「楽天市場」が95万人から1088万人になり、月間で20万人の増加。「Amazon.co.jp」についても月間20万人のペースで利用者が増えているという。これらトップレベルのサイトで共通なのは、利用者数がほぼ直線的に増加している点だ。
同社では、4年間のネット利用人口増加の恩恵を受けて多くのウェブサイトが実際には右肩上がりに成長しているが、長期的な傾向で見ると同じ業界やカテゴリーでも企業間、サイト間の成長力の違いは一目瞭然であると分析している。
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