Apple Computerが米国時間15日に発表したところによると、同社のiTunes Music Storeを通してこれまでに5000万曲が販売され、現在毎週約250万曲の音楽がダウンロードされているという。
Appleは、この数字にはペプシコーラの販促プロモーションを通して提供される、1億曲の楽曲は含まれていないとしている。このペプシのプロモーションに関しては、一部の地域でiTunesコード入のペプシボトルが店頭に並ぶのが遅れているという。また、購入者が特定の角度にボトルを傾けることで、当たりビンを識別する方法を見つけたとの報告もなされている。
昨年10月にiTunes Music Storeを拡張し、Windowsパソコンから利用できるようにした際に、Apple最高経営責任者(CEO)のSteve Jobsは、ペプシの販促プロモーションで提供される楽曲も含め、今年の4月までに1億曲の楽曲を配布するという目標を発表していた。2500万曲を達成したと発表した昨年12月の時点でも、同社はその目標を繰り返していた。
Appleはこの日の発表のなかで、iTunesユーザーが現在毎週250万曲の楽曲をダウンロードしていると述べた。これは同社が年間1億3000万曲というペースで楽曲を販売できることを意味する。
「すでに5000万曲以上がダウンロードされ、毎週250万曲ずつ増えていることを考えれば、他のサービスがiTunesに追いつくことは、ますます考えにくい」と、Jobsは声明のなかで述べている。
同日のインタビューでAppleバイスプレジデントのRob Schoebenは、競争の激化にもかかわらず、Appleが音楽ダウンロード市場において、競合他社からかなりのリードを保ち続けるという事実を強調した。
「周囲は、並み居る強敵との激戦になると予測していた。しかし、我々には激戦とは見えない。我々の立場から見れば、我が社は音楽配信市場で抜きん出たリーダーに思える」(Schoeben)
Appleは、販売ペースに関しても、昨年12月の1週あたり150万曲から、現在は250万曲に増えていると述べた。Macでしか同サービスを利用できなかった昨年9月、同社は1週あたり50万曲を販売していた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向け に編集したものです。
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