ADSLサービス「Yahoo! BB」などを手がけるソフトバンクBBは、2月25日付けでユーザー向けに送付したメールのなかで個人情報流出事件の状況を説明するとともに謝罪した。
ユーザー宛の通知文のなかで、同社は(1)460万人分の顧客情報流出が懸念される点については現時点で未確認であること、(2)湯浅容疑者の保有するデータの確認を同日開始すること、(3)データの流出経路は未だ不明であること、(4)顧客情報の二次流出は現時点で確認されていないこと、(5)同社内で現在顧客情報管理の強化に取り組んでいること、(6)2月25日現在確認されているのは、1月23日に発表された242人分の顧客データの流出のみで、流出データはユーザーの申し込み住所と氏名、電話番号、申込日、メールアドレスのみであることを説明している。
ソフトバンクBBが2月24日に行った記者会見の席上では、同社が流出を確認した合計242人分の顧客データに「内部管理用の回線情報の一部が含まれていた」としているが、この点についてはふれられていない。また、242人分の個人情報は2人の異なる容疑者から提示されたものだが、ソフトバンクBBの告知文のなかでは1件のインシデントとして説明されている。
同社は、この件に関して電話窓口を設けて顧客からの問い合わせに対応している。
ソフトバンクBB 問い合わせ窓口
0120-956-827(9:00−21:00)
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