Microsoft共同創設者のBill Gatesは、全世界のビジネスに対する貢献が認められ、エリザベス女王から名誉爵位を授与されることになった。
英国外務省は英国時間26日、Gatesに名誉大英勲章第二位(Knight Commander of the Most Excellent Order of the British Empire)を授与すると発表した。これは、英国以外で生まれた人物に対して与えられる最高の名誉の1つだ。
「Microsoftのテクノロジーは商慣習を変え、同社は英国経済に大きな影響を与えた」とジャック・ストロー外務大臣は、声明のなかで語った。
Sunday Telegraph紙によれば、個人資産400億ドルと見積もられるGatesをナイトに推挙したのは、ゴードン・ブラウン大蔵大臣だという。
Gatesの成功は、何人かの英国の有力政治家の間で彼を人気者にしたが、問題が全くなかったわけというではない。2001年には、Office XPの発売直前に、Gatesが同社の英国本部を訪問した際、ブレア首相はMicrosoftを無料で宣伝したとして非難された。
Gatesの授与式の日程はまだ決まっていない。授与式が済めば、同氏はブッシュやレーガンといったかつての米大統領、映画監督のスティーブン・スピルバーグ、コリン・パウエル国務長官、シュワルツコフ将軍や、喜劇俳優ボブ・ホープを含む名誉ナイトの仲間入りをすることになる。
だが、、同氏は米国市民権を放棄しない限り、「サー」と名乗ることはできない。ただし、名前の後にKBEという表記を追加することはできる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス