スカイパーフェクト・コミュニケーションズ(スカパー!)は、一部報道の「ブロードバンド放送に参入」とする内容を否定した。
スカパー!は、ブロードバンド環境でのコンテンツ配信では子会社のオプティキャストに注力しており、コンテンツをIP化しない光ファイバー上での放送事業の開始を予定。2月に東京都内でサービスが開始される見込みだ。同社は、「IPマルチキャストやIPv6などの新技術についてはさまざまなトライアルを行っているものの、新会社設立などの予定はない」としている。総務省に放送事業者の登録を申請したとされる報道内容についても、「計画はない」と否定した。
スカパー!は、IP上でのブロードバンド配信事業に関してはすでに7万人の顧客にスカパー!BBサービスを提供している。また、KDDIがFTTHを利用するIP放送サービス「KDDI光プラス」を展開しているほか、ソフトバンクグループでもADSLを使ったビデオオンデマンドの放送サービス「BBケーブルTV」が開始されている。
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