12月2日、午後3時半頃から各社の検索サイトに障害が発生し、検索ができない事態が発生した。問題が発生したのはYahoo! JAPAN、goo、インフォシークの3つ。特に障害が大きかったのがYahoo! JAPANで、約3時間にわたってサービスが停止した。
Yahoo! JAPAN、goo、インフォシークはともにGoogleの検索エンジンを利用している。ただし同じくGoogleのエンジンを利用するBIGLOBEなどでは障害が起きておらず、またGoogleの検索サイトには特に障害が見られなかったといい、4社で原因を調査している段階だとしている。
Yahoo! JAPANの場合、同サイトを運営するヤフーが利用者の問い合わせを受けて問題を把握したのが午後3時23分。「原因が外部的なものか、内部的なものであるかも不明」(ヤフー広報)という。サービスは午後6時30分に復旧した。
gooとインフォシークの場合、それぞれ問題を把握したのは午後4時前。インフォシークは同社の検索エンジンとGoogleのエンジンの両方を利用しているが、障害が起きたのはGoogleのエンジンを利用した場合だという。「エラーメッセージが多く返ってくるという問い合わせをお客様から受けた」(インフォシーク広報宣伝部)。そのため、検索はすべてインフォシークのエンジンの結果を表示した。その後、午後6時40分にサービスを完全復旧させたという。
gooはトラフィックの高負荷対応を行い、午後5時頃にサービスを復旧させた。同サイトは12月1日に全面リニューアルを行っており、その影響からトラフィックが増加した可能性もあるという。ただしトラフィックを分析した限り、DDoS攻撃などの可能性は低いとのことだ。
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