ヤフーは10月21日、2003年度第2四半期(2003年7月〜9月期)の決算を発表した。連結売上高が175億円(前年同期比61.0%増、前四半期比12.8%増)、営業利益が92億円(前年同期比71.4%増、前四半期比9.4%増)、純利益は59億円(前年同期比111%増)だった。売上高、純利益とも過去最高を記録したという。
事業別にみた場合、オークション事業の売上高は49億円(前四半期比11.5%増)、営業利益は37億円。夏期休暇の影響により8月に取扱高などが低迷したが、9月後半より順調に増加し、9月28日には1日当たりの取扱高が過去最高となったという。9月末時点の総出品数は447万件。
Yahoo! BB事業の売上高は31億円(同20.5%増)、営業利益は18億円。同社経由の接続回線数が7月に初めて100万回線を突破した。9月末の時点の接続回線数は324万回線(累積シェアは約35.2%)に達した。
ショッピング事業の売上高は15億円(同5.1%増)、営業利益は2億円。9月末の店舗数は565店舗となり、前四半期末に比べ325店舗増加(135.4%増)した。
広告事業の売上高は48億円(同10.5%増)で、7四半期連続で増加するとともに、過去最高の売上高となった。
同社サイトのページビューは、同四半期に初めて1日当たり5億9000万ページビューを超え、10月6日に6億ページビューを初めて上回った。9月の月間ページビューは165億2096万ページビューに達し、2003年6月の149億3251万ページビューに比べ15億8845万ページビュー(10.6%)増加した。
また同社は同日、東京証券取引所より上場の承認を受けたことも明らかにした。同社株式の同市場第1部への上場は2003年10月28日の予定。
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