マイクロソフト(阿多親市社長)は、PC初心者を対象にウイルスや不正アクセスからパソコンを守るためのセキュリティ情報を提供するWebサイト「絵でみるセキュリティ情報」を6月16日から開設した。
「絵でみるセキュリティ情報」は、これまでセキュリティ対策の専門家を対象に提供されていた情報を、初心者ユーザーが理解できるようにイラストなどを利用して説明するもの。
マイクロソフト製品に関するセキュリティ上の問題(脆弱性)に関して、難解な技術情報ではなく絵を多用して直感的に理解できる資料を提供する。脆弱性の詳しい内容は省き、製品を使用するユーザーが遭遇する可能性のある危険性や、対策方法を記載している。
同サイトの開設にあたっては、PC教室のインストラクターやシニアネットなどのシニアによるPC団体、セキュリティのパートナー企業など約200人に、公開前の事前調査を実施。その結果、専門用語をできるだけ使わない、直感的に理解できる絵柄を使用するなどの工夫を行った。
同社では、「絵でみるセキュリティ情報」の開設によって、ウイルスやワームの情報や修正プログラムの適用など、初心者やホームユーザーでもすばやく正確に、使用しているパソコンのセキュリティ対策が行えるようになることを目指す。
なお、情報公開とあわせ、マイクロソフトのセキュリティへの取り組みについて要望や意見を送ることができるWebサイトを公開した。寄せられた意見は、マイクロソフトの今後の取り組みの改善に活用する。このWebサイトのURLはhttp://www.microsoft.com/japan/security/survey/default.asp。
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