WISEnutの創設者、Yeogirl Yun率いるKoreaWISEnutが、日本や中国を含む他国進出の準備を進めていることが明らかになった。WISEnutはGoogleキラーとして注目を集めていた検索エンジンで、KoreaWISEnutはYunらが2000年に韓国で設立した。米WISEnutは昨年LookSmartに買収されている。
KoreaWISEnutは国際市場への進出に向けて、ソフトウェア多言語化を手がける米Basis TechnologyのRosette Unicode対応ライブラリを採用すると米国時間13日に発表する予定だという。このライブラリは150以上の文字コードとUnicodeの間の変換に対応し、1つのソースコードから多言語版の開発を行うことができるもので、GoogleやOverture、FASTなども採用している。KoreaWISEnutのCEO、Hosuk Chooは、「1つのコードベースで新しい言語への対応ができ、時間とコストが節約できる」と、積極的な国際市場への意気込みを語っている。
なお、具体的な海外進出時期や国名は現在のところ明らかになっていない。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス