America Online(AOL)は4月30日、今週のある1日に流れた20億通余りのスパムメールを撃退したと発表した。この発表は、米連邦取引委員会(Federal Trade Commission:FTC)の最初のスパム対策に関する会議の開催と同じ日に行われた。
AOLはスパムメール撃退のためにさまざまな努力を続けている。今週初めには、スパムメール撃退のために、電子メールがどのように作られ、送られるのかを調べる目的でMicrosoftやYahooとアライアンスを組んだ。
この発表のなかでAOLは、今週のある1日だけで、23億7000万通のスパムを防いだと報告。3月に行われた同様の試みの結果が1億通余りだったことと比べると、格段の進歩を遂げており、それだけAOLのフィルタリングー技術が向上している証といえる。同社によれば、現在インターネットからやってくる70〜80%のメールがスパムとして処理されているという。
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