複数のレコード会社および映画会社が、ファイル交換サービスMorpheusの開発元Streamcast NetworksならびにGroksterを相手取って起こしていた裁判で、ロサンゼルスの連邦裁のStephen Wilson判事は25日、原告側の訴えを退けた。StreamcastおよびGroksterのソフトウェアは、合法目的にも違法な目的にも使われるものであり、両社のソフトウェアを使って行なわれた著作権侵害行為に対して、両社には責任の取りようがないというのが判決の主旨。オンラインファイル交換サービスを厳しく規制したいエンターテインメント業界にとって、予想外の裁定であり、大きな後退となった。
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