米連邦取引委員会、ポルノ関連スパムメールの取り締まり強化

 米連邦取引委員会(Federal Trade Commission:FTC)は、ポルノサイト関連スパムメールの取り締まりを進めている。FTCによれば、スパム業者は100万ドル以上の売上げを得ており、消費者からは5万件近い苦情が寄せられているという。今週に入りFTCは、まぎらわしいタイトルと内容でポルノサイトへの誘導を図るスパムメールを送信していた米ミズーリ州の男性に対して、送信をやめるよう裁判所に申し出ていた。米イリノイ州の北部連邦地裁に提出された申請内容には、その男性が送った何百万ものメールが、FTCの禁じている偽装や誘導を図るスパムメールだったという。

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