米Yahooは4月9日、同社の2003年第1四半期の売上が2億8290万ドルで、利益が4670万ドル、1株あたり利益は8セントとなったことを発表した。発表の前日には、ウォール街では同社が2億7300万ドルの売上を報告することを期待していたが、実際にはそれを上回る結果となった。これで同社は4四半期連続の利益確保と2四半期連続の広告収益の成長を達成したことになる。その勝因の1つは、サービス多角化による全方位戦略にあるようだ。同社CEOのTerry Semelは、「今後サービスのさらなる革新と質の向上を目指していく。われわれのサービスの質が高ければ、それだけユーザーがわが社のサイトを利用する時間も必然的に増えるからだ」と説明する。
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