Yahoo! JAPANを運営するヤフーは4月3日、日本音楽著作権協会(JASRAC)と音楽のインタラクティブ配信に関する基本契約を締結したと発表した。
ヤフーでは従来から視聴サービスなどの音楽配信を行っている。これまでは、Yahoo! JAPAN上でのプロモーションを希望するレコード会社が、個別楽曲ごとにJASRACなどに著作権使用料を支払い権利関係をクリアした後で、ヤフーにコンテンツを提供していた。今回のヤフーとJASRACの契約により、レコード会社はヤフーに楽曲を提供するだけでよくなる。ヤフーとしてはレコード会社の負担を減らすことで、視聴曲数を増やす狙いがある。
ヤフー広報の細川正人氏は「この契約のもとYahoo! JAPANがJASRACに対し著作権使用料を支払うことで、著作権者の権利を損なうことなく、Yahoo!ミュージックやYahoo!エンターテインメントなどの既存サービスの量的な拡充と、「Yahoo! BB」会員向けの新しい音楽配信サービスなどが展開できる」と語っている。
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