Yahooは19日、ウェブ検索会社のInktomiの買収を完了した。Inktomiの普通株1株がYahooによって1.65ドルの現金に換金される。Yahooの手作りの検索ディレクトリは、1990年代末のインターネット業界黎明期のモデルでいまや時代遅れとなり、同社が提携しているOverture Servicesの商用検索サービスの陰で目立たなくなっていたことから、Yahooはウェブ検索サービス事業の強化に取り組んできた。今回のInktomi買収はその大きな試みの1つであり、Yahooは今後Inktomiの技術を使って広告型検索サービス分野に進出するものと見られ、現在提携しているGoogleと競合関係になる可能性もある。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「もったいない」という気持ちを原動力に
地場企業とともに拓く食の未来
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力