フリービットは3月3日、医療機関向けにクラウドシステムを使った医療費明細書(レセプト)チェックサービスに参入すると発表した。
レセプト申請の電子化は医療機関において、重要な課題になっている。フリービットによると2011年4月からは8000以上の病院、約5万5000の診療所がオンライン化への対応を求められており、2012年4月には歯科医院も対象になるとのこと。この市場をフリービット代表取締役社長 CEOの石田宏樹氏は「日本で数少ない成長分野」とみる。
フリービットが提供する「レセプトチェックシステムサービス」(仮称)は、医療機関が市町村や健康保険組合に請求するレセプトの記載内容をチェックするサービス。制度変更に併せてフリービットがシステムを毎月更新するため、最新の制度情報に基づいたチェックが可能になるとのことだ。
サポートはメール、ファクス、電話で対応する。プラットフォームにはフリービットグループのクラウド型仮想データセンターサービス「MeX VDC」を採用するとのこと。
3月下旬に販売を、5月にサービスを開始する。価格については販売開始時に公表するとのことだ。
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