Microsoftは、PCユーザーが問題を抱えた時の対処法として、自分で苦労して解決するよりも、ただ「Fix it」ボタンをクリックするとPCが自動的に問題を解決してくれることが強く望まれていると述べている。
同社は2009年1月以来、修正に単一のソリューションがある数多くの問題に向けて、自動修正オプションを追加してきた。「Fix it」ボタンをクリックすることで、問題を解決したり、設定を変更したり、時にはウイルスから保護したりできるような自動化されたステップが、過去6カ月間で新たに300以上も追加されている。
最近では、パッチが提供されていない深刻な脆弱性からの保護を提供するアプローチに自動修正が採用されている。
Microsoftの製品クオリティおよびオンラインサポート部門ゼネラルマネージャーであるLori Brownell氏は、2月に行われたインタビューで「もし修正に必要とされる15のステップがどのようなものか、すでにわれわれが十分に把握しているのであれば、なぜ単にスクリプトで自動実行する選択肢がないのであろうか」と述べている。
同社は今週、この取り組みが効果的であると報告しており、これまでに700万人以上が自動修正オプションを利用し、そのうち95%のケースにおいて、「Fix it」ボタンを押すだけで問題が完全に解決されたことを明らかにしている。
Microsoftは、現在23カ国語で自動修正オプションが提供されており、同社の広告にも登場してきたと述べている。Facebook上には「Fix it」専用ページが設けられ、Twitterには専用フィードが存在する。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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