リトルアイランド:「Sokkly」
事前に音声を録音して、その人物の合成音声を使って会話を行うほか、音声認識機能を利用してロボットとの擬似的な会話を楽しむことができるぬいぐるみロボット。オーダーする際に顔写真を用意すれば、その写真をもとにしたぬいぐるみを作成してくれる。価格は送料込みで19万8000円。
スカイフィッシュ:「リアルナレーターズ with JukeDoX」
PowerPoint 2007を利用して、音声ナレーションつきスライドショーを生成できるツール。スライドショー実行時に、PowerPointファイルのノート部分の内容を合成音声で自動なレーションする。ノートにタグを書き込むことで語尾や抑揚などの細かなチューニングにも対応する。また、PowePoint 2007のスライドショーファイルであるppsx形式でのファイルの書き出しにも対応する。
三三:名刺SaaS「Link Knowledge」
スキャナーと専用のアプリケーション、ウェブサービスを組み合わせることで、名刺管理をベースに、SFAやCRMを実現するSaaS形式のサービス。スキャンした名刺については、人力で二重チェックを行うことで精度を高めている。サービス開始から1年強で250社への導入実績をもつ。
ワンビ:「トラストデリート」
盗難、紛失したPCのデータを遠隔消去できるサービス。ネットワーク経由での遠隔消去機能に加え、ネットワークに一定期間接続されていない場合にデータを不可視化する機能をそなえる。消去を実行した際には、「消去確認証明書」を発行し、消去したファイルの詳細な情報を提供する。ASPおよび専用サーバでサービスを提供するほか、カメラなどのデバイス制御も行うWindows Mobile 6.0 Professional向け製品をラインアップする。
マジックチューブ:「WallThrough」
カメラで人の目と鼻の位置を追尾する「フェイストラッキング技術」を用い、ユーザーが見ている画像をコントロールできる製品。人が窓から景色を眺める際、上下左右からのぞき込んだり窓からの距離を変えたりすることで、景色の見える範囲が変わるが、WallThroughではこれをウェブカメラとソフトウェアで再現する。
Innovation Award 2009の最優秀賞については、今回の審査会に加え、8月28日まで開催中のTech・Ed会場内ブースでの投票、特設サイトでの投票が加味された上、12月に発表される予定。