米国時間7月10日にサンフランシスコで開かれるローンチイベントより1日早く、「Silverlight 3」の正式版がウェブで公開された。
Silverlight 3の公開はAdobeの「Flash」に対抗する同社の最新の取り組みを示すもので、Microsoftファンサイトの「Neowin」で取り上げられている。
Microsoftは3月のイベント「MIX09」でSilverlight 3について詳細を語り、ベータ版を公開していた。
Silverlight 3の新しい機能に、PCのハードウェアを活用してグラフィックス処理性能を向上させる技術がある。また、Silverlight 3では、PCとMacのどちらであってもブラウザの外で走るプログラムに対応できる。
NBCネットワークはすでに、2010年のバンクーバー冬季オリンピックの配信にSilverlightを採用する予定だと発表している。Silverlight 3では、720pの高解像度(HD)でオリンピックの競技を配信できるほか、生中継の一時停止や巻き戻しという「TiVo」的な機能も実現できる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。原文へ
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