日立製作所とマイクロソフトは6月15日、仮想化環境の運用管理分野での協業について合意したと発表した。
両社は今回の合意に基づき、日立の統合システム運用管理ソフトウェア「JP1」と、マイクロソフトの運用管理製品ファミリ「Microsoft System Center」との間で、技術情報の交換や共同の事前検証などを実施し、両製品の連携を進める。
また、マイクロソフトの仮想化システム運用管理製品「System Center Virtual Machine Manager」の技術を活用し、仮想化を含む企業のITインフラを統合的に管理するための仮想マシンの作成、運用や、物理サーバと仮想マシンのリソースや稼働状況の監視、監視結果を踏まえた仮想マシンの物理サーバへの適切な配備などの機能を共同で開発し、年内の製品化を目指す。
このほか、共同開発する製品の販売体制の準備や、共同セミナーなどのマーケティング施策の取り組みも進めるとしている。
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