Cisco Systemsは、同社のいう「ユニファイドコンピューティング」を実現する取り組みの一環として、ラックマウントサーバ事業に参入する。
同社によると、ユニファイドコンピューティングとは、ネットワークやコンピューティング、仮想化などのリソースを単一のシステムに統合することだという。米国時間6月3日に発表されたCiscoの「Unified Computing System (UCS) C-Series」のラックマウントサーバは、既にUCSブレードサーバを含む製品ラインナップに新たな構成要素を追加することになる。
3月に発表されたUCSブレードサーバと同様に、C-Seriesのラックマウントサーバも、Intelの「Xeon 5500 Nehalem」チップをベースにしている。
CiscoのUCSシリーズは、サーバハードウェア事業へ参入する同社初の試みである。Ciscoはネットワーキング製品でよく知られている。
さらに、Ciscoは3日、「Cisco Data Center Unified Computing Design Specialist」と「Cisco Data Center Unified Computing Support Specialist」という、顧客およびチャネルパートナーを対象とする2種類の新しい認定資格を発表した。
これらの認定資格は、ストレージネットワーキングやデータセンターネットワーキングインフラ、データセンターアプリケーションサービス、仮想化などの技術を対象としている。
CiscoのUCS C-Seriesのラックマウントサーバは、2009年第4四半期に発売される予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 原文へ
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