ハードウェアの販売も手がけるGoogleは米国時間6月2日、同社の「Google Search Appliance」が数十億のドキュメントを検索できるようになったと発表した。
「Google Search Appliance 6.0」(GSA)は、Googleの検索ボットによってインデックス化されないが、経営者や従業員にとっては見つける必要のある大量の社内データについて、企業がそれらを検索したり、管理したりするのを支援するGoogleの製品である。この最新版では、スケーリング、すなわち数十台のGSAを相互接続し、巨大企業でも自社ネットワーク内からプレゼンテーションや表計算などのドキュメントを検索できるようにする機能を強化した。
ハードウェアモデルは2種類あり、それぞれ検索可能なドキュメントの数が異なる。ハイエンドの「GB-9009」は、単体で3000万のドキュメントを検索可能で、複数台を相互接続した場合は、数十億単位の検索を実行できる。Google Search Appliance 6.0は、Dellの「PowerEdge R710」設計をベースにして構築されている。
Googleは、企業内にあるドキュメントの数に応じて、数年間分の社内ドキュメント検索のライセンス料を企業に請求する仕組みを取っている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 原文へ
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