Red Hatは米国時間6月1日、新しい「JBoss Open Choice」プログラムを発表した。これにより開発者は、これまでよりも多くのJavaフレームワークやアプリケーションを採用および展開することが可能となる。
Red Hatは、JBoss Open Choiceにより「アプリケーション開発者が、プロジェクト全体における信頼性、可用性、拡張性、管理性を損なうことなく、実現しようとしているアプリケーションの要件に最適なフレームワーク、言語、プログラミング技術を選択できるようにすることを目的とする」と述べている。
基本的にはつまり、JBossは、「Spring」「Seam」「Struts」「Google Web Toolkit」といった広く使用されているプログラミングモデルとの相互運用性を強化する予定であることになる。これらはすべて、JBossアプリケーションサーバに競合するとみなすことのできる製品である。
今回の発表は、きわめて重大というほどでもないが、Javaアプリケーションサーバ市場に関する洞察を与えるものである。同市場は多くの側面において、簡単なプログラミングモデルに取って代わられようとしている。また今回の発表からは、競合製品であってもそれらとのオープン性と統合性を提供するという戦略が、避けては通れない道であることを示している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 原文へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス