月例パッチの世界にようこそ、Windows 7。
Microsoftは米国時間3月10日、ベータ版「Windows 7」のアップデートを公開し、緊急レベルのセキュリティホールに対処した。このセキュリティホールは、ユーザーが悪意のある画像ファイルを表示した場合、そのコンピュータがリモートから乗っ取られるというリスクを生じさせるという。
この公開されたパッチは、Microsoftの月例パッチの一部としてリリースされたが、同パッチがWindows 7をアップデートするという事実は強調されていなかった。2009年3月のセキュリティ情報は、影響を受けるソフトウェアとしてWindows2000、XP、Vista、Server 2003、Server 2008のみを挙げており、同社が5日にリリースした事前情報には言及がなかった。
しかし、ベータ版Windows 7、ベータ版Windows Server 2008 Service Pack 2、ベータ版Windows Vista Service Pack 2については、同アップデートに関するセキュリティ情報(MS09-006)に付随するFAQの部分で言及されている。
Microsoftの広報担当者は、影響を受けるソフトウェアにWindows 7を入れなかったのは、ベータ版のためと語った。
Windows 7用パッチの存在は11日に入ってArs Technicaにより報じられていた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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