Seagateは米国時間1月22日、問題を抱えていたファームウェアに対するバグ修正版を公開し、次の声明を発表した。同社のファームウェアは、一部のハードディスクドライブ(HDD)がコンピュータから認識できなくなる潜在的な問題を抱え、多くの混乱を引き起こしていた。
Seagateは、2008年12月にかけて製造された一部の「Barracuda 7200.11」および同製品プラットフォームをベースとする関連したSATAドライブに潜在的なファームウェアの問題を発見した。ある特有の環境下で、ホストシステムが稼働しているときに、ハードドライブのデータがユーザーからアクセスできなくなる可能性がある。
大部分の顧客においては、この問題に関連したいかなる障害も発生することがないと考えている。しかし、顧客満足に対する取り組みの一環として、Seagateは、製品に影響を与える可能性のあるこうした問題に積極的に対応するため、無償のファームウェアアップグレードを提供している。この新しいファームウェアアップグレードは、1月16日にわれわれのサポートウェブサイトで提供していたファームウェアダウンロードで発生する相性問題を解決する。
影響を受けるハードウェアの詳細に関しては同社の英語版ウェブサイトで確認でき、新しいフォームウェアをダウンロードできる。
問題を抱えたファームウェアによってハードドライブに障害が発生したユーザーに対して、Seagateは、データはドライブ内にあり、この問題に伴うデータの損失はないと保証している。同社はまた、顧客と連携して問題の解決を進めている。
編集部注(2009年1月26日):日本法人の日本シーゲイトに問い合わせたところ、本件に関する「日本語での情報も準備中だが、公開時期は現段階では未定」とのことだった。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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