ミネアポリスで米国時間12月19日に開催のVMWare User Group(VMUG)の会合で、VMwareの「Virtual Infrastructure」戦略の方向性に関心がある人には興味深い知らせがあったようだ。VMwareはVI4の正式名称を「vSphere」にするという。
同会合に参加したJason Boche氏は、ブログで次のように報告している。
「本日のミネアポリス地区VMUGの会合で、VMwareの従業員は150人以上の参加者を前に、「VI4」または「VI.next」の名称で呼ばれている次世代のVirtual Infrastructureの名称を明らかにした。新しい名称は、「VMware vSphere」だ。わたしはVMwareとの関係を評価し、尊重しており、このニュースを公開する前にVMware内部の信頼できる情報筋に確認をとった。このニュースを公開することについては、VMwareのマーケティング部門の支持を受けている。VMwareはまた、vSphereの新しい設定に関する情報も明らかにしたが、これはここでは触れないでおく。この知らせを公開するかどうかは、他の参加者の判断に任せる」
このニュースがどうしてクラウドコンピューティングのファンに関係あるのだろうか?
VMwareの「vCloud」構想は、今後の機能に大きく依存している。VMwareは今後、中核となる製品の運用スケールを拡大し、サーバを超えたデータセンターとしての運用を視野に入れている。うわさされている機能としては、VI4のWAN越しでの仮想マシンマイグレーションなどがあり、これらはVMwareベースの連携型のクラウドが現実のものになるのに不可欠なものだ。そこで読者の皆さんには、vSphereの最新情報を入手すべくGoogle Alertを設定し、動向に注目しておくことをお勧めする。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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