Microsoftは今週、ロサンゼルスで開催のProfessional Developers Conference(PDC)でサーバ用OS「Windows Server 2008 R2」の詳細について明らかにした。
このアップデート版には、ウェブアプリケーションのサポートや、仮想化技術の強化、スケーラビリティと信頼性の改善など、一連の新機能が含まれている。
仮想化は、Windows Server 2008 R2の主要な機能の1つとなる。Microsoftは、Windows Server 2008 R2に「Live Migration」が含まれることを発表した。同機能により、Microsoftのハイパーバイザ「Hyper-V」が稼働するコンピューター間で仮想マシンの移動が可能になる。Microsoftによると、Windows Server 2008 R2に搭載されるHyper-Vの新版は、管理機能が強化される予定だという。
Microsoftはまた、Windows Server 2008 R2には、ユーザビリティやアクセシビリティの向上を含め、Windows Vistaの後継OSである「Windows 7」が稼働するクライアントコンピュータと連携するための機能が多く搭載されると述べた。
Microsoftのウェブサイトで公開されているレビュアーのガイドによると、Windows Server 2008 R2は64ビット版のみになる予定だという。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス