Windowsの起動に時間がかかり過ぎると思っているユーザーも少なくないだろう。Microsoftは現在、これに対応する選択肢を検討しているところのようだ。
Microsoftは一部のユーザーを対象に、利用できるデスクトップを数秒内で画面に表示する「Instant On」機能がWindowsにあると便利と思うかどうかを調査中だ。
Engadgetに掲示された調査概要の一部を引用すると、「この構想を『Instant On』と呼んでいる。Instant Onは、完全に電源をオフにするのではなく、いくつかの特定の機能を数秒で利用可能にするというもの」という。
「Instant Onでのエクスペリエンスは、『フルWindows』モードとは異なる。Instant Onでは機能が限定され、アクセスできるアプリケーションも限られるからだ」
起動時間の短縮は明らかにMicrosoftにとって優先課題であり、最新版「Windows 7」に含まれる可能性もあるようだ。
エンジニアのMichael Fortin氏は8月、「Windows 7では、起動時間が短いシステムの数を大幅に増やすことが最大の目標の1つだ。ラボでは、15秒以下で起動するシステムがある」とブログに記している。
Microsoftはすでに、 Windows 7と「Windows Vista」の両方でPCメーカーと協業しており、起動時間などの改善に取り組んでいる。協業の最初の結果は、2008年の年末商戦で登場するいくつかの最新機種で登場すると見られる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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