詳しい情報筋によれば、Advanced Micro Devices(AMD)は米国時間10月7日、かねてから予想されていた再建計画を発表するという。
予想通り、AMDはチップを設計する会社と製造する会社の2社に分社化される。50億ドルの負債に苦しむAMDにとって、大きな資本を必要とするチップ製造事業は重荷になっていた。
情報筋によれば、AMDは約57億ドルの投資と、ニューヨーク州マルタの新工場の建設費に充てられる資金を確保しているという。
AMDは、The Foundry Companyという名称の新しい製造会社の一部を所有し、残りはAdvanced Technology Investment Co.(ATIC)が所有する。投資会社の1つでありアブダビに拠点を置くMubadala Development Co.は2007年11月、AMDに約6億2200万ドルを投資している。
AMDの社長兼最高経営責任者(CEO)であるDirk Meyer氏を始めとする同社の幹部は10月7日に発表を行う見通しだ。
AMDは数カ月にわたって、「Asset Smart」と同社が呼ぶ再建計画の詳細に取り組んできた。AMDの最高財務責任者(CFO)であるBob Rivet氏は第2四半期の業績を発表する電話会議のなかで、Asset Smartは「AMDの大改革」になると述べていた。
また、その際に、Meyer氏がCEOに就任し、Hector Ruiz氏がCEOを退き、会長としてAMDのAsset Smartへの移行を監督することも発表していた。
AMDはすでにIBMと提携し、IBMの最先端のテスト製造施設を使用している。
この件について、AMDからのコメントは得られていない。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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