Red Hatのデスクトップソフトウェア部門は米国時間4月16日、計画のアップデートを発表した。同部門は今後、特定の市場に狙いを定めつつ、コンシューマ市場でのMicrosoftとの対峙を避ける意向だという。
Linux Desktopチームの説明は以下の通り。
営利目的の公的な企業として、Red Hatは、製品やテクノロジーを利益性という観点から作り出してゆくことが求められている。この課題は、サーバよりもデスクトップ分野のほうで実現が難しい。デスクトップ市場は現在、独占ベンダー1社に占有されており、一部のユーザーは、Linuxデスクトップがその代替になり得ないと考えている。
こうした考え方の下、Red Hatは企業や開発者向けに、自社サーバと連係するデスクトップソフトウェアを開発する。
新興市場の再販業者を対象とした製品「Red Hat Global Desktop」の開発は、ビジネス上の問題を理由に約1年間遅れている。同社は「まもなく」リリースするとの意向をブログで示している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス