NECビッグローブ(BIGLOBE)は4月8日、アドビシステムズと提供中の企業向けの電子文書管理ASPサービス「BIGLOBEドキュメントコントロールサービス」の、ウェブAPI「ドキュメントコントロールAPI」を公開した。これにより、同サービスと外部の業務アプリケーションを容易に連携できるようになる。
BIGLOBEドキュメントコントロールサービスは、ユーザーが発行するPDF形式の電子文書を任意に開示コントロールできるセキュリティサービス。文書ごとに「ポリシー」と呼ぶ鍵をかけ、制御設定を管理者側で一元的にコントロールすることができるため、万一文書が流失しても、文書を閲覧できないように制御できる。
今回公開されたドキュメントコントロールAPIを利用することにより、ソリューション開発ベンダーなどは、BIGLOBEドキュメントコントロールサービスのセキュアな文書管理機能を取り込んだ業務アプリケーションを容易に開発することが可能になるという。
BIGLOBEでは、内部統制への対応が求められる文書管理システムをはじめ、資材取引システム、図面管理システム、著作権管理が必要な電子書籍などの配信システムなどとの連携を想定しており、初年度で15ベンダーと連携し、新規ユーザー150社の獲得を目指す。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス