ヤフーは2月13日、早稲田大学が教育機関向けウェブメールサービス「Yahoo!メール Academic Edition」を導入することが決定したと発表した。Yahoo!メール Academic Editionは、ヤフーのメールサービス「Yahoo!メール」のシステムを利用し、学校が指定したメールアドレスを学生、教職員、卒業生などに無償で提供するというもの。
今回ヤフーは、早稲田大学の学生と教職員へ大学の指定するメールアドレスを提供する。2008年度中に学生、教職員などあわせて約7万人に提供する予定で、50万人以上の卒業生にもメールアドレスを配布する予定。メールボックス容量は1Gバイトで、学生や教職員が利用する際には広告が表示されない仕様となる。
配布するメールアドレスは卒業後も利用できるため、長期間にわたって連絡を取り合えるだけでなく、継続性を持ったキャリア形成や生涯学習に役立てることが可能となるとしている。特別なサーバやシステムは必要なく容易に導入できるほか、Yahoo!メールで提供している迷惑メール対策やウイルス対策などのサービスも利用できる。
また、ヤフーと早稲田大学は学生、教職員、卒業生の支援を目的に、Yahoo!メールだけでなくYahoo! JAPANが持つコンテンツを用いたサービスの展開など、ネットワーク上のコミュニケーションに関する研究を共同で取り組んでいくことに同意している。
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