Appleは、一部の「MacBook」で発生したデータ損失の原因が、Seagate製ハードドライブの不具合にあったかを調査している。
データ復旧を専門とする英国企業Retrodataは2007年に入って、MacBookで使用される一部の2.5インチSeagate製ドライブに製造上の不具合があると報告していた。この不具合により、ドライブヘッドがドライブ表面をこすってしまい、大きな問題の原因となっていた。この問題についてInformationWeekがAppleに取材しており、Apple関係者は、「消費者向けノートPCのMacBookの一部でハードドライブに問題が発生している可能性について、報告を受けており調査中だ」と述べた。この関係者に対して、Appleが調査中なのはRetrodataが指摘する特定の問題なのか、MacBookハードドライブ問題一般なのかを電子メールで問い合わせたが、回答は得られなかった。
自分が所有するMacBookに問題のドライブが搭載されているかを知るには、System Profilerでファームウェアのリビジョン番号を確認すればよい。もし、7.01なら、データのバックアップを取っておくこと、そして、ドライブの交換を考えることをRetrodataでは勧めている。Appleだけが問題のSeagate製2.5インチドライブをノートPCに使用しているのかは不明だが、Retrodataによると、同様の問題は他のドライブでは発生していないという。また、AppleがMacBookで何種類のSeagate製ハードドライブを使用しているかも明らかになっていない。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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