文:Peter Judge(ZDNet.co.uk)
翻訳校正:ラテックス・インターナショナル
2007/11/26 11:15
無差別に選ばれた961人のITプロフェッショナルを対象にした調査では、90%がいまだにVistaへの移行に懸念を抱いており、48%はいまだにいかなる形態でも一切Vistaを導入したことがない。44%は、「Mac OS X」「Ubuntu」「Red Hat Linux」「SUSE Linux」などの代替のオペレーティングシステム(OS)を「検討」していると回答している。
しかし、QuocircaのアナリストであるClive Longbottom氏は数字を解釈する時には注意するべきだと述べている。「実際にLinuxをWindowsの代替OSとして考えている企業は極めて少数だ」(Longbottom氏)
多くのユーザーにとってはVistaの新しいGUIに慣れるよりもLinuxにアップグレードする方が簡単だろうと一般に信じられているが、Longbottom氏はこの考えに反論する。「Vistaに慣れるには多少の時間がかかるのは確かだが、ほとんどのユーザーは移行の大部分を独力で成し遂げているし、そのためのトレーニングは1時間もかからない」。そして、Linuxは無償かも知れないが、「Word」や「Excel」のマクロなどを移行するのには多大な労力が必要になる可能性があると注意を促す。
「Microsoftの大きな問題はLinuxではなく、デスクトップをVistaにアップグレードすることの難しさである」とLongbottom氏は述べる。「古いハードウェアではチェックが必要なため、Vistaは新しく構築され、全く新規のインストールが必要なソリューションになる」。多くのユーザーはVistaのService Pack 1(SP1)で状況が改善されるかどうか様子見の状態であり、ソフトウェアの互換性を懸念しているとLongbottom氏は言う。「Microsoftは自社のソフトウェアがVistaでも動作すると保証してユーザーのVistaへの登録を促すべきなのだが、対応が非常にお粗末である」
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遊びで使う個人のPCならいざ知らず、仕事しかも社内で利用するPCのOS変更には超えなければならない壁がある。Windows98からXPへの移行は、ようやくOSが32bit化してくれたという精神安定剤になったが、Vistaへの移行は余りにも増えてしまったAPの検証という気を失うような問題を抱えている。Vistaの不具合がそれに拍車をかける。Vista向けサービスパック2が出るころになってから漸く適合性試験をする気になるというのが社内システム部門の心境だろう。企業ユーザーにとってXPは最低でもあと2年は必要とされるだろう。