Intel Mac用仮想化ソフトウェアの最新版「Parallels Desktop 3.0 for Mac」を10月5日より販売開始

 プロトンは9月4日、米国Parallels社が開発した、Intelプロセッサ内蔵のMacでMac OS XとWindowsの同時使用を可能にする仮想化ソフトウェアの最新版「Parallels Desktop 3.0 for Mac(パラレルズ デスクトップ 3.0 フォー マック)」の販売を10月5日より開始すると発表した。

 最新版では、WindowsとMac OS Xアプリケーションをシームレスに統合するコヒーレンスモードをさらに進化させ、Mac OS XからWindowsファイルにアクセスする「逆共有フォルダ」機能を搭載した。

 ドキュメントやファイルを開く際に、Mac OS Xアプリケーションを使って開くか、Windowsアプリケーションを使って開くかを自動または手動で設定でき、WindowsスタートメニューDockから呼び出せるなど、Mac OS Xデスクトップの見た目を損なわない。

 また、ユーザーより実装が期待されてきたOpen GLおよびDirect Xの対応を実現し、3Dグラフィックを使用したWindowsアプリケーションの実行を可能とした。Windows 2000/XP/2003/Vista ゲストOS上で、3Dアプリケーションや3DゲームがWindowsマシンとほぼ同じ速度で動作する。

 このほか、仮想マシンの使い勝手を向上させる数多くの新機能を搭載するとともに、既存の機能も大幅に強化ている。

 標準価格は、前バージョンの価格より約3000円引き下げた1万4800円。また、前バージョンのユーザー向けに、7800円にてアップグレード版を提供する。全国のパソコンショップや量販店、ダウンロードショップ、オンライン販売などを通じて、初年度2万5000本、3億円の売り上げを見込んでいる。

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