「Eclipse」プログラミングツールプロジェクトのコアフレームワークと、その20のパッケージが米国時間6月29日、「Europa」という名で同時リリースされる予定である。
Eclipse FoundationのエグゼクティブディレクターであるMike Milinkovich氏によると、1700万行のコードからなるEuropaは、2006年にリリースされた「Callisto」よりもはるかに規模が大きいという。Callistoは、10のプロジェクトと700万行のコードで構成されていた。
Milinkovich氏は、プロジェクトが2007年6月末という期日に間に合ったことをうれしく思っているという。予定通りにプロジェクトを完了したのはこれで4度目である。多くの商用および非商用プロジェクトがこのツール群に依存することから、「Eclipse開発コミュニティーが持つ重要な価値の1つに、予測が可能だという点がある」と同氏は述べた。プロジェクトには木星の衛星の名前が順につけられているため、2008年のプロジェクト名は「Ganymede」になると思われる。
Eclipseには、Eclipseとともに生成された実行ソフトウェアに付随するプログラミングツールや「ランタイム」ソフトウェアライブラリだけでなく、PCやサーバから組み込みコンピューティング機器やウェブブラウザまですべての上で動作するソフトウェアを生成するためのモジュールも含まれている。
Europaの変更点には、以下のようなものがある。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス