NECソフトは6月29日より、モバイルのアプリケーション開発基盤「FLEXAPPLI(フレックスアプリ)」の新版を提供開始する。対応キャリアを拡充し、従来のNTTドコモに加え、ソフトバンクモバイルの端末をサポートする。同社が6月8日に明らかにしたもの。
FLEXAPPLIは、業務支援やeラーニングといったモバイル向けアプリを開発に向けた製品。ユーザーはXMLを記述するだけで開発が可能で、JavaやBREWのC/C++を記述する開発基盤に比べ効率が高いという。「(ローカルデータのみで動作する)携帯アプリを、ウェブアプリケーションを作成する感覚で開発できる」(同社)
NECソフトは今回、NTTドコモの端末向けのソースを、ソフトバンクモバイルの端末でも動作可能にした。これにより両キャリア向けのアプリケーションを同時に構築できるという。2007年下期にはKDDIの端末にも対応する予定。
価格は1セット120万円(税別)から。NECソフトでは今後2年間で50セットを販売し、6000万円の売り上げを見込む。なお同社はFLEXAPPLIの最新版を、6月13日―15日に幕張メッセで開催されるネットワーク製品の展示会「Interop Tokyo 2007」に出展する。
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