スパム対策アプライアンスを提供するBarracuda Networksは米国時間4月17日、自社スパム対策アプライアンスが受信した電子メールをプロファイリングする「Predictive Sender Profiling」を発表した。これにより、スパムフィルタリングを強化し、送信者の評価に応じてフィルタリングできるようになる。Predictive Sender Profilingは、スパムメールに対抗する同社の最新技術である。Barracuda Networksの製品管理担当バイスプレジデントであるStephen Pao氏によると、単に送信者の過去の行動を基にしたデータベースの評価を参考にするより、メールを受信する度にメッセージと送信者をプロファイルする方が、電子メールフィルタリングはより効果的になると説明する。
Pao氏によると、例えば、Barracuda Networksのアプライアンスは、ウェブブラウザのように電子メール内にあるリンクをたどり、メッセージを通過させる前にそのウェブサイトの性質を決定するという。また、送信者があまりにも大量のメッセージを、存在しない電子メールアドレスに送ろうとしている場合、電子メールの接続は拒否されるという。Predictive Sender Profilingは、同社の既存顧客を対象に、ソフトウェアアップグレードを通じて無償で提供される。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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