フランス・パリに本社を置くDassault Systemesは4月4日、エジプト・ギザのクフ王大ピラミッドの建造方法に関する新理論を、その考案者である建築家のJean-Pierre Houdin氏とともに発表するイベントを開催したと発表した。
イベントは3月30日、パリにある球形劇場「Geode」を会場として行われ、ネットワークでリンクされた7台のコンピュータにDassault Systemesのリアルタイム3Dソリューション「3D Virtools」を搭載し、4500年前のクフ王ピラミッド建設現場を3Dでリアルに再現した。
Houdin氏の理論によれば、ピラミッドは、(1)外側を取り巻く傾斜路を使って高さ43mまでの部分を建造し、(2)ピラミッド外壁の内側に設けられたらせん状の内部傾斜路を使って建造を完了、(3)「王の玄室」の天井の梁をなす重い花崗岩(最大63トン)を引き上げるため、大回廊を利用した巧妙な釣合重りの機構を採用して建設された――という。
Houdin氏は「ピラミッドは内側から作られた」という仮説を立て、Dassault Systemesのリアルタイム3Dソリューションを利用してピラミッドの3Dモデルを作成し、シミュレーションを通じてこの説を検証した。
同イベントで披露されたリアルタイム3D技術によるデモは、ウェブサイト(英語)でも公開されており、ピラミッドの内部を自由に探索してHoudin氏の新理論を体験的に理解することができる。
Houdin氏とDassault Systemesは今後、実際にクフ王ピラミッドを訪れ、非破壊型の検証技術によってこの理論を実際に証明するとしている。
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