XML技術者育成推進委員会は1月22日、同委員会の運営するXML技術者認定制度「XMLマスター」に、XMLデータベース(XML DB)技術者向け新資格「XMLマスター:プロフェッショナル(データベース)」を設けると発表した。2007年12月から受験可能とする予定。
XMLマスターは、XML技術者の育成を目的とし、2001年10月1日に開始した認定制度。基本的なXML関連知識の習得を認定する「XMLマスター:ベーシック」と、XMLデータを利用したシステム構築技術者向けの上位認定制度「XMLマスター:プロフェッショナル」の2つに分かれている。
新資格のXMLマスター:プロフェッショナル(データベース)について、同委員会は「リレーショナルデータベース(RDB)およびXMLネイティブデータベースにXMLデータフォーマットで格納、管理、操作が行えるプロフェッショナルを認定する」としている。
認定を受けるには、「XMLデータのDB化に関する概要」「XQuery、XPath式」「XML DBの操作」「XMLデータ構造の設計」という4セクションで構成される同資格向け試験と、XMLマスター:ベーシック向け試験の両方に合格する必要がある。
なお、新資格の設定にともない、アプリケーション開発者を対象とした既存のXMLマスター:プロフェッショナル資格は、「XMLマスター:プロフェッショナル(アプリケーション開発)」に名称変更する。
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