キャドセンターはこのほど、専用のソフトやプラグインなどを用いず2次元(2D)地図と連動する3次元(3D)地図をリアルタイム表示できる技術を発表した。サイバーマップ・ジャパンのオンライン地図情報サービス「マピオン」内のウェブページにおいて、実証実験を始めた。
両社は、キャドセンターのリアルタイム3Dビューア「UrbanViewer」をベースとするサーバレンダリング型3D地図配信ソフト「UrbanViewer ImageServer」とともに、同ソフト用の3D地図画像配信サーバを共同開発した。これにより、2Dおよび3Dの地図を連動させながら歩き回るような操作を、一般のウェブブラウザで行えるようになった。
実証実験サイトでは、2D地図を操作すると3D画像がリアルタイムに変化し、銀座の街並みを歩いているような体験ができる。
両社は、約半年間にわたって実験を続ける。「地図情報の必要な観光、不動産、防災、鉄道、運送の分野を始め、ショッピングサイトなどポータルサイトでの利用の可能性を探りながら、商品化を目指していく」(両社)
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