マイクロソフトは11月30日、最新OSの「Microsoft Windows Vista」と、「2007 Microsoft Office system」、「Exchange Server 2007」を、「マイクロソフト ボリュームライセンス」を通じて法人および企業向けに提供すると発表した。これらの製品は、全世界にて30日付けで同時に発表される。
Windows Vistaと2007 Office systemは同日提供を開始し、Exchange Server 2007は12月中旬に提供開始する。ボリュームライセンス以外のパッケージ製品や、PCへのプリインストールなどでの製品提供開始は、2007年1月30日を予定している。
今回ボリュームライセンスを通じて提供するWindows Vistaは、Windows Vista Business、Windows Vista Enterprise、Windows Vista Ultimateの3エディション。このうち、EnterpriseとUltimateは、同社の提供するソフトウェアメンテナンスプログラム「Software Assurance」を購入したユーザーのみに提供される。
日本ではすでに、開発段階からの早期製品評価を通じ、57の法人や企業が今回発表された製品を採用すると表明している。早期採用および導入予定の企業には、NECやシャープ、日本ヒューレット・パッカードなどのIT企業のほか、カゴメ、黒田製作所、持田製薬、理化学研究所なども含まれる。マイクロソフトでは、「この数字は、前バージョンのWindows XP、Office 2003、Exchange Server 2003の提供開始時と比較して5倍以上の早期採用表明企業数だ」としている。
マイクロソフトでは、全世界で500万以上、日本でも100万以上のユーザーにこれらの製品のベータ版を配布した。その結果得たフィードバックは10億以上に上るという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力