Microsoftは米国時間4月3日、ビジネス分析ソフトウェアを開発、提供する同社のサードパーティベンダーProClarityを買収する計画を発表した。 Microsoftは、「SQL Server 2005」「Microsoft Office Business Scorecard Manager 2005」「Microsoft Office Excel」などの自社製品上で動くソフトウェアを開発するProClarityを買収することで、ビジネスインテリジェンス(BI)分野の取り組みを強化する狙いだ。今後、MicrosoftのOffice製品群やポータルソフトの「SharePoint」サーバ製品群はBIとコラボレーション機能を搭載する予定という。
AMR ResearchのアナリストBruce Richardsonは、BI市場は今後注目すべき市場だと述べる。予算が限られた企業は、既存のアプリケーションを活用しながら従来より的確なビジネス決定を行えるようになりたいと思い、これを可能にする技術に投資したいと思っているからだ。Microsoftのビジネス部門プレジデントJeff Raikes氏は声明のなかで「今回のProClarityの買収は、パフォーマンス管理アプリケーションを提供するというわれわれの戦略と能力を強化するものだ」と述べている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」