MicrosoftのMario Juarez(セキュリティ関連製品担当プロダクトマネージャ)によると、米国ではWindows XPユーザー全体の約3分の1しかService Pack 2を導入していないという。同氏は、Microsoftがアムステルダムで開催中の「TechEd」カンファレンスで現地時間7日に行った講演のなかでこの発言を行った。
Juarezは「われわれは、Windows XP SP 2を使用するユーザーの割合が期待を下回っていることを認識している」とした上で、「Windows XPが稼働するマシンのうち、SP 2が動いているのは3台に1台しかない。顧客のアップグレード意欲は依然低い」と述べた。
一方、同社のDetlef Eckert(チーフセキュリティアドバイザー)は、オンラインの脅威に対する人々の警戒心が一般的に高まっていると述べ、また目標を限定した攻撃や金銭目当ての攻撃が増えていると指摘した。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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